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UGC〜成功のキーはSNSとクラスタの関係を知ることにあり〜

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1、UGCとは何か?

UGCとはUser Generated Contentの略称で、商品の一般ユーザーがその商品を使って生成したコンテンツ全般のことを指します。

 代表的なUGCのコンテンツといえば商品のレビュー動画やレビュー記事ですが、他にも、カメラを購入したユーザーがそのカメラで撮った写真もUGCと言えますし、食品を使った新しいレシピですらUGCといえます。

 

2、UGCのクリエイティブとしての効果

 最近のトレンドとしてこのUGCを自社の広告に利用する企業が増えてきています。

例えば皆さんもご存知、AppleのiPhoneのCMにもこのUGCが使われています。

そのCMがこちら

 

 ※このAppleのCMはShot on iPhone7というキャンペーンのもので一般ユーザーが撮った写真や動画がCMに使われています。

他にも幾つか種類があるので気になる方はご覧になってみてください!※1

 

 では、なぜAppleのような世界有数の大企業が自身のCMに一般ユーザーの撮影した写真や動画を使ったのでしょうか、その真意は一体何なのか・・・

 

そこには、UGCが発揮する大きな消費者への力が関係していました。

s_図1

s_図2

※2

 

まず、上の二つのデータを見てみましょう。

 これは、UGCが消費者に対してどのような影響を与えるのかという調査をもとにまとめられたデータです。

 

このデータから読み取れるデータとして従来の広告などのメディアに比べて、UGCはより信頼度が高く、消費者の印象に残りやすいということが挙げられます。

 

これは、企業が作った商品の強みだけを押した広告やCMよりも、消費者自身が作る、商品の良し悪しをどちらも紹介するコンテンツの方が商品のありのままを紹介していて良いという消費者心理や、自分のような一般ユーザーが使ってもこのクオリティのものを作ることができるのかといった自己投影効果からくるものと言えます。

 

数値化されたUGCの有用性が示されれば、あのAppleがCMに利用するのも頷けます。

 

では、なぜこのような一般ユーザーが生成したコンテンツが、プロが生成するコンテンツと同程度、またはそれ以上の効果の得られるのかを考えてみましょう。

 

3、UGCの栄光の裏にSNSの発展アリ 

このUGCの栄光は一体何に起因するものなのでしょうか。

 その答えはズバリSNSです。

 

FacebookやTwitterなどのSNSは今や私たちの生活に欠かせないものとなっています。

実際にe-マーケティング大手のオプトが行った調査では調査対象の半数近くが何らかのSNSを使っているというデータが出ています。

s_図3

 このSNSの発展は人々のテレビ離れを引き起こし、広告の主戦場がテレビではなくネット上になるという変化を生みました。

 

今現在、広告業界は空前のe-コマース時代と言っても過言ではありません。

しかし、このSNS上やネット上での広告展開はとても難しいものと言えます。

何がどう難しいかは、言葉で語るよりも、データを見ていただく方が早いでしょう。

 

s_図4

※3

 

このデータからわかる通り、かなりの割合で広告というものに対してマイナスイメージがあると言えます。

 

考えてみると、これはドラマの大事なシーンで流れるCMや歌番組で好きなアーティストが歌う前に流れるCMのように視聴者の集中を切らしたり、

焦らしたりするものと似ているのかもしれません。

 

そして、何よりネットがテレビと違うのは、急な調べものであったり、SNSであったりと緊急性や、プライベートな部分が大きいところでしょう。

急いでいるのに邪魔されれば不快ですし、ましてやFacebookを見ている時に広告がでかでかと表示されれば、まるで自宅への強引な訪問販売にあっているような気分でしょう。

 

しかし、それらの広告が広告としてではなく、自分のFacebook上の友達あるいは、Twitter上でフォローしている人の投稿として流れてきたら、それに対する印象もガラリと変わります。

 

顔や人どなりを知った人の投稿であれば、たとえ広告であっても幾分受け入れやすくなるのではないでしょうか。

 

また、このUGCはSNSというものの特性を知ればより有効活用できます。

 

SNSとは面白いもので現実世界以上に自分と似通った人と繋がりを持ちやすいとされています、それはSNSの匿名性や機密性に基づいて普段は隠している部分が無意識に出てしまうからと言われています。

そしてその繋がりはクラスタと呼ばれる、特定の趣味や、趣向を持った集団を形成します。

 

そしてUGCはそのクラスタに対して大きい影響力を与えます。

例えばそのクラスタの一員である人、さらに言えばそのクラスタ内でカリスマ的な存在の人(インフルエンサー)が、そのクラスタが興味を持っているものを扱ったUGCをSNS上に投稿した場合、その投稿はクラスタの間に拡散されます。

 

※インフルエンサーについては、こちらの記事をご覧ください。

http://goood-b.jp/goood_blog/2537

 

例を出すとカメラを趣味とするクラスタ内でインフルエンサーがカメラのレビューを投稿したとすると、そのレビューは拡散され、広告に及ぶとも劣らない効果をあげます。

 なおかつそのような効果を企業は実質タダで得ることができます。

 

4、UGCを効果的に誘発、利用するためには

 UGCを誘発したいが、方法がわからない、という企業の方はたくさんいると思います。

では、どうしたらUGCを誘発できるのでしょうか?

 

今現状で、最も効果的と言えるのは何らかのキャンペーンを開催することでしょう。

 

例えば、この記事の一番初めに述べたAppleのShot on iPhone7のような商品そのものを使ったキャンペーンや、それとは逆に、大塚製薬が行ったポカリスエットPRのためのガチダンスコンテストのように商品とは全く関係ないキャンペーンなどが挙げられます。

 

これらのキャンペーンは商品のユーザーや消費者がどのようなことに関心を抱いているかを綿密に分析した上で行われています。

 

Shot on iPhone7であれば、インスタグラムやSnapchatなどの写真投稿アプリの人気からユーザーの関心がカメラ機能あると考え、そのアピールを目指して行われたもので、

ポカリスエットのガチダンスコンテストに関して言えば、中高生の踊ってみた動画の流行から大塚製薬がネット上で部活など、活発にスポーツを行う学生にバズるキャンペーンを考えた結果と言えます。

 

このようにターゲットを絞ったキャンペーンを開催することで特定のクラスタに大きく作用することができるのです。

 ぜひ一度、万人に対する普遍的な広告ではなく、特定のクラスタを見定めたUGC誘発のキャンペーンをやってみてはいかがでしょうか。

 

参考資料

 ※1 Amit Mehta 「Apple’s 50-Storeys High User-Generated Content Campaign: Simple, Effective & Every Brand Can Learn Something From It」

http://hubb.media/en/blog/apple-user-generated-content-campaign

 

※2 Pam Neely  「Everything You Need to Know About User-Generated Content」

http://www.business2community.com/brandviews/act-on/everything-need-know-user-generated-content-01447012#Sw5MthxVgsP0Age2.97

 

※3 株式会社オプト 「オプトとグルーバー、 「スマートデバイス時代の情報・広告意識調査」を実施①」

http://www.opt.ne.jp/news/pr/detail/id=2578

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