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今さら聞けない業界用語!【シズル感】って具体的にはどういう意味?

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広告業界でお仕事をしていると『シズル感』という言葉を耳にすることがありませんか?

「なんとなくこんな意味なのかな?」と思いつつも、説明を求められるとハッキリとは答えられない…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、今さら人には聞きづらい『シズル感』とはどういう意味かを具体的にお伝えしたいと思います。

もともとは料理などの演出ででてきた言葉

『シズル感』の語源は、sizzelという英単語と言われています。これは英語で、揚げ物をする際のあのジュワッとする音やフライパンなどに水分が落ちてジュワ~と広がったり、はねたりする音を表しています。

 

これに『感』がつくことで、『ジューシーな感じ』を表現し、特に広告の場合は「瑞々しさ」や「ジューシー感」に加え、「思わず食べたくなる」、「よだれが出そうになる」など、視聴者の5感に訴える表現を出すための効果の意味で使われています。
『シズル観』があるほど、購買意欲は上がるとされているため、動画広告でも非常に重要なポイントとなってます。

『シズル感』を出すためのテクニックをご紹介

ここで『シズル感』は、具体的にどのように表現されているのか、一部の例をご紹介してみたいと思います。

水分

料理はもちろん、食材自体に水分がしっかり含まれている方が、新鮮で美味しそうに見えますよね。パサパサより、艶めいている方が美味しそうに見えるんです。

撮影の際、調理されてから撮影までに時間がかかってしまうことがよくあります。

ですからカメラを回す前に、水分を復活させる必要があります。

野菜などの食材は直接水につけたり、霧吹きで水をかけることで瑞々しさを取戻せます。

また、調理済の料理の場合は、油を表現に塗ることで艶めきを取り戻すことができます。

撮影時に出演者が料理を口にする場合は、衛生面もふまえ「何で艶を出すか」を考え、安全な撮影を心がけて下さいね。

 

調理中の過程

『シズル感』を出す上で、もっとも有効な手段は、調理の過程を撮影することです。

揚げものを上げる瞬間や肉などを焼いているところ、あるいは餃子やハンバーグなどを割った瞬間に肉汁が溢れ出るなどの様子は、大きなポイントとなります。

肉汁を出すためには、通常の調理方法にプラスして、汁を出す仕掛けをしておくと良いですよ。

例えば、ハンバーグを焼いたり、切ったりするシーンを撮影するなら、タネ作りの段階で、熱で溶けるコンソメジュレを中に入れておいたり、水分多めで俵形を丸く分厚く作っておくと、水分の中に貯めておくことができます。

 

素材の活かし方

素材によって、どんな調理法がいいのか、どんな瞬間を切り取るといいのかなど、『シズル感』を出す方法は違ってきます。

例えば、エビ。スープの中から引き上げた時、頭の殻からスープをしたたり落とすと、「そのスープにはエビの旨味が入っているんだろうな」と視聴者に想像させることができます。

肉の場合は、鉄板部分と肉の接触部をアップで撮影することで、ジュージューという音と画が重なって迫ってきます。

新鮮な野菜ならカットした断面を見せると、1個のままよりも瑞々しく感じさせることができます。素材によって最高の効果を狙うことも重要なのですね。

 

彩り

『シズル感』を出すためには、メインの食材にプラスし、彩りが周囲を飾ることも有効的です。

葉ものの瑞々しい緑は、茶色い揚げ物や肉などをより引き立ててくれます。

赤いパプリカの切り口や黄色いしぼりたてのレモンでも『シズル感』をプラスしながら、メインの料理を引き立てることができます。

また肉の外側はキツネ色の焦げめをつけても中心部は赤みを残すことで対比の色彩に。

キンメダイはウロコのまま上げることで鮮やかな赤が印象的になるなど、メインの食材でも色彩を添えることはできます。

 

湯気

『シズル感』を引き立てる重要な要素に『湯気』があります。湯気の立つ料理って美味しそうですよね。

ただし、カメラのレンズが曇ってしまったり、料理自体が見えづらくことのないように、カメラの位置や風向き、湯気の量などを計算する必要があります。

本物の湯気を出す方法もありますが、撮影時間によってはドライアイスを使用したり、加湿器を使用することも。

CGはお金がかかってしまうので、動画広告だとあまり実用的ではないかもしれません。

 

食べる姿

人が食べる姿でも、『シズル感』を演出することができます。

たとえば、食べた瞬間のリアクション。「あつ!あつ」と口の中をホクホクするのか、目を閉じでじんわりと味わうのかなど、人の表情や言葉でも『シズル感』を出すことができますよ。

他にもさまざまな工夫で『シズル感』は演出できます。さまざまな広告やレストランでの演出をヒントに、『シズル感』の出し方を考える癖をつけておくと、いざというときに役立ちますよ。

幅広い意味で使われている『シズル感』

思わず食べたくなる5感に訴える演出をする『シズル感』ですが、最近では料理以外のシーンでも使用されることが増えてきました。

 

例えば、「水を弾く肌」や「ドリンクを飲んだ時の笑顔」、「揺れる水面」などでも使われることがあります。人や自然の景色でも、「瑞々しい表現」という意味で使われているようですね。ただ、これには定義がありませんので、あくまでも業界的に広がった使い方だと思われます。

 

もし現場でこれらのことで『シズル感』という表現が出てきたら、「瑞々しさ」や「新鮮さ」だと考えるとよいかもしれません。

まとめ

シズル感とは、「ジューシーさ」や「瑞々しさ」など表現であり、見た人の5感に訴える美味しそうな表現のことです。
人の幸福な感情を演出するこの『シズル感』が出せると、購買意欲をあげられる広告動画が撮れるかもしれませんね。

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