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「Youtubeの広告って、スキップできるやつでしょ?」そんな時代はもう古い。広告をスキップする習慣を逆手に取った動画広告

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今年も早いもので2ヶ月が経過しようとしています。動画広告業界は2018年も昨年に続き、高い市場の成長率を継続しており、特にインフィード広告*の成長率は目を見張るものがあります。ただ動画広告業界において依然高いシェアを誇っているのがインストリーム広告*、その代表格とも言えるYoutubeのプレロール広告において切っても切り離せないのがスキップボタンの存在です。(参考:2017年のPC動画広告出稿社数は2,330社、前年比24.4%増という結果に )

 

今回はそんなプレロール広告のスキップボタンの現状やユニークな活用方法をご紹介します。

 

インフィード広告:SNSやニュースアプリのコンテンツとコンテンツの間に表示される広告。
インストリーム広告:インターネット動画(代表的なのはYoutube動画)の前後や中間で再生される動画広告。
プレロール広告:インストリーム広告の一種で、インターネット動画が再生される前に流れる動画広告。中間で流れるのがミッドロール広告で、動画の最後がポストロール広告。

 

スキップしない視聴者のインサイト

動画広告の視聴をしたことがあるユーザーに調査を行なったところ、「動画広告をスキップしますか?」という質問に対し、7割が「スキップする」と回答、一方で3人に1人は「スキップせずに見る」という驚きの結果が出ました。

 

プレロール広告をスキップせずに見る視聴者はなぜスキップしないのかをまとめたのが下記の図です。

出典:メディアトライアルレポート

このグラフは、広告をスキップしなかった人たちを2グループに分け、「もともと商品の購入に関心がった(グレー)」と「購入意欲はない(ピンク)」ごとに理由を尋ねた結果を表しています。

 

このグラフから読み取れる特徴は2つ、まず1つめは「広告が自分に関係があったから」という理由でスキップしなかった人は、購入意欲の有無によらずほとんどいないということです。そして、2つめは「広告を楽しめたから」という理由でこちらも購入意欲の有無関わらずスキップしない人がグラフ内で高い割合を占めていることです。

 

つまり、スキップしない人たちは、動画内の商品に関する興味関心だけではなく、そもそも広告が楽しいかどうかでスキップを判断しているということになります。では、実際にどんな広告であればスキップされずに見てもらえるのでしょうか。

 

次に実際の事例をご紹介していきたいと思います。

 

「Skip Ads」ボタンをうまく活用した事例

①ヒュンダイ

参照:https://vimeo.com/167964232

この動画は車を運転する男性が、右下にある「Skip Ads」ボタンを払いのけようとしているCMになります。

 

閑静な住宅街を走る車内の様子から動画は始まり、画面右下にはプレロール広告の「あと●秒で広告をスキップできます」という表示が出ます。その表示に気がついた男性は、横を見ながらその表示を払いのけようとします。

 

そして「SkipAds」のボタンが表示される頃には全く前を見ることなく、ボタンを払いのけることで必死です。その時、親子が道路に飛び出してくるのですが、男性は全く親子に気がつくことなく、間一髪のところでヒュンダイの自動緊急ブレーキシステムが作動し、ことなきを得ます。見てるこちらが「え?どうなるの?」とハラハラドキドキさせられ、気がつけば最後まで広告を見ているという寸法です。

 

イスラエルNGO・Latetの食料寄付

出典:https://youtu.be/LFQMeadcPF0

こちらはレシピ動画を検索する人向けに配信された動画になっており、美味しそうな料理の様子からスキップボタンを押すとメッセージが表示される広告です。

 

レシピ動画を検索した視聴者が、広告中早く本編が見たいとスキップボタンを押すと下記のメッセージが表示されます。「あなたは料理・食事(の広告)をスキップしましたが、イスラエルには料理(自体)をスキップしなければいけない人、すなわち“ご飯を満足に食べられない人”がいます。そういった人たちも旧正月を祝えるように。」

 

そしてテキストのそばには寄付を呼びかけるボタンが設置されており、結果17,000件を超える寄付が集まったそうです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。プレロール広告に必ず表示される「SkipAds」ボタン、そのスキップ操作を逆手に利用して、視聴者の注意喚起を行い、思わず見たくなる広告を展開することは、視聴者にとって深く印象に残るのではないでしょうか。

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