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ECと店舗が融合?ショールーミングストアが生まれた理由と最新事例

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ショールーミングストアという新しい店舗の形が生まれはじめているのをご存知でしょうか。ZARAやGUなどのアパレルブランドを中心に、JINSなど一部アパレルブランド以外の業界でもショールーミングストアを展開する企業が出てきています。本記事では、このショールーミングストアについて概要や流行の背景、最新事例などをご紹介いたします。 

 

ショールーミングストアとは

ショールーミングストアとは、店舗の役割を消費者の商品選びや試着に特化し、購入自体は店頭受け取りではなくアプリなどのECで行う形の店舗のことをいいます。 これまでの店舗とECは、それぞれ購入体験が分断されてたのが一般的です。一部ポイント機能などが統合され、消費者のデータベースを統合する動きが広まり始めていますが、それでも店舗での購入体験にECなどオンラインのデータが活用されるケースはほとんどありませんでした。 

このショールーミングストアでは、消費者が店舗で商品を選択し、試着から意思決定までを行なった後に、決済や商品の受け取りはアプリなどのオンライン上で行うことで消費者の購買体験をスムーズにすることができます。 

 

ショールーミングストアが生まれた理由

2018年に入りこのショールーミングストアという形態の店舗が流行する兆しが出てきました。そもそも、従来型の店舗で商品選択〜試着〜決済〜商品受け取りまで完結するスタイルから、このような新しい形態が生まれ始めているのでしょうか。ショールーミングストアの店舗、消費者双方にとってのメリットを整理しながら考えてみましょう。一般的なショールーミングストアの特徴として、下記の点があげられます。 

①商品在庫を持たず店頭には試着用商品のみを置く 

ショールーミングストアという名の通り、店舗の役割が消費者の商品選択のサポートまでになっています。商品を展示し、試着までの体験を最適化することでこれまでECサイトなどで課題だった「商品を試着してみないと自分にあっているかわからない」という消費者課題を解決しています。

また、決済から商品受け取りまではアプリなどのECサイト上で行うことにより、店舗にとってはレジでの決済や梱包の工数削減、消費者にとっても自宅受け取りなどにすることで手荷物が増えない、レジに並ばなくて済む、などのメリットがあります。また、店頭での商品受け渡しを行わないことにより、在庫を店舗で持たなくても済む、ECと店舗購入の在庫管理を統合できる点も店舗にとっては大きなメリットになるでしょう。 

②テクノロジーの活用

ショールーミングストアを展開する企業は、多くの場合テクノロジーを積極的に活用しています。 まず、これまで技術的な制約やコスト面で多くの企業にとってハードルになっていた、店舗とECでの購買行動の統合が可能になります。普段ECで商品購入している消費者が、店舗でどのような商品を購入しているのか、などのデータを統合することでCRM(顧客管理)の精度が向上します。 

また、試着状況をアプリ上で見える化することで消費者の店舗体験でのストレスを解消したり、店頭で消費者のアバターを作成して代わりにアバターが試着することで試着の手間を省くような例まで出てきています。 このように、店舗の役割を試着に絞り、消費者がEC経由するような仕組みにすることで、オフラインでの購入体験をテクノロジーの力で向上するような取り組みができるようになりました。 

 

ショールーミングストアを展開する企業事例

①ZARAの事例 

スペイン発のブランドであるZARAは、2018年5月〜8月までの期間限定で、六本木ヒルズにショールーミングストアを出店しました。試着や接客などのオフラインのメリットと、ECサイトでの簡単な購買というオンラインのメリットを融合したこの店舗では、同社のアプリでQRコードを読み込むことで気になる商品をECの在庫に入れたり、試着予約ができるような仕組みを提供しました。 

②GUの事例

ユニクロの兄弟ブランドであるGUも2018年11月に原宿にショールーミングストア「ジーユー スタイル スタジオ( GU STYLE STUDIO 」をオープンしています。店内には多数デジタルサイネージが設置され、消費者自身のアバターを気軽に作成してアバターに代わりに気になる商品を試着してもらうことが可能です。これによって試着の手間を省くこともできますし、専用のアプリにアバターを登録すれば自宅からアバターでのコーディネートを楽しむこともできます。 

③JINSの事例

メガネ大手メーカーであるJINSは、2019年1月に上に「 JINS BRAIN Lab.(ジンズ・ブレイン・ラボ)エキュート上野店をオープンしました。仕組みはZARAやGUと同様に、店舗で試着をしてアプリで購入するような形になっています。JINS BRAIN Lab.で特徴的なのは、メガネを試着するとどれくらい似合っているかをAIが判定してくれるテクノロジーを採用。試着の新しい体験を提供しています。 

出典: -メガネの次世代型ショールーミング店舗- JINS BRAIN Lab. 

 

さいごに

ショールーミングストアは、店舗にとっては在庫や人的コストの課題、消費者にとって店舗での待ち時間や手荷物が増えること、ECでは試着ができず不安、などの課題を解消するという意味で、今後の店舗のスタンダードになる可能性を秘めています。2018年から日本でも大手企業が参入し始めましたが、これからの動向に注目です。 

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