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YouTubeのスキップボタンを押させない!動画広告の3つのテクニック



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商品やサービスの宣伝のため、YouTubeにインストリーム広告(プレロール広告)を出稿したいという企業の方もいるのではないでしょうか。YouTubeの動画広告は、スキップできるようになるまでの5秒間が勝負となります。その短い時間にスキップボタンを押させない工夫を詰め込み、視聴者を引きつけることが大切です。今回は、インストリーム広告を最後まで見てもらうために役立つ3つのテクニックを、事例動画を交えてご紹介します。

 

テクニック1.スキップボタンを有効活用する

YouTubeの視聴者の中には、なるべく早くスキップボタンを押したいと考える方も少なくありません。なぜなら、「見たい動画を早く表示したい」「広告のブランドや商品に興味がない」「何度も表示されるため飽きている」など、動画広告が自分にとって不要な情報だと感じているからです。

スキップボタンに意識を向けている視聴者を引きつけるには、スキップボタンを広告の一部として活用するのが効果的です。以下は、スキップボタンを有効活用した3つの動画広告です。

スキップボタンに車が激突?壁に見立てた斬新な動画

ドイツの自動車メーカー「Opel」の動画広告です。走ってきた車が何かにぶつかりクラッシュしています。実は、この車がぶつかったのはスキップボタン。以下の動画では見えませんが、YouTubeで広告として再生された場合に右下にはスキップボタンが表示され、まるでスキップボタンにぶつかって車がクラッシュしたかのように見える仕掛けになっています。

動画広告を早くスキップしたいと考える視聴者は、必ずスキップボタンを見ます。その行動を逆手に取ってスキップボタンを動画内の演出に取り入れることで、視聴者の興味を動画広告へと引きつけているのです。

Opel Mokka Crash test

スキップボタンで危機一髪!視聴者の気持ちを代弁した動画

韓国の大手自動車メーカー「現代自動車(ヒュンダイ)」の動画広告です。自動車の運転をしている男性が、カウントダウンが表示されているスキップボタンを鬱陶しそうに何度も叩いています。カウンドダウンが終わり、ようやくスキップできると思った瞬間、目の前に親子が現れて男性は慌てて急ブレーキ。「AUTO EMERGENCY BRAKING WITH PEDESTRIAN DETECTION(歩行者検知機能付き自動緊急ブレーキ)」の文字が現れるという内容になっています。

男性がスキップボタンを連打する動きはまさしく、「早く動画広告をスキップしたい」という視聴者の気持ちそのもの。共感を得られるとともに、ブレーキの性能を効果的に訴求しています。

Paul Schneider Hyundai HNIE6017000H Skip Elantra Digital 15 R1 For Client

スキップボタンで縄跳びの映像に!?スキップを別の意味に捉えた動画

ホテル予約サイト「Hotels.com」の動画広告です。ホテルマンの格好をした「Captain Obvious」というキャラクターが、さまざまな国の言葉で自己紹介や挨拶をしています。一見すると普通の動画広告ですが、スキップボタンを押しても広告はスキップされず、Captain Obviousが「スキップ(縄跳び)」を行う動画に切り替わる仕掛けになっています。思わず笑ってしまう洒落のきいた内容は、インストリーム広告が嫌いな人も引きつけてしまうかも。

skip-Ad” Captain Obvious in the UK

 

テクニック2.冒頭5秒以内に伝えたいことを訴求する

動画広告を最後まで見てもらうためには、開始5秒以内に伝えたいことを訴求し、視聴者にインパクトを与えることが重要です。

2012年にYouTubeが行った調査によると、スキップできる、できないに関係なく冒頭の5秒間でエンゲージメント率が高まっていることが分かりました。広告に興味を持ってもらいスキップボタンをクリックさせないようにするためにも、5秒間という短い時間に視聴者を引きつける戦略を詰め込む必要があるのです。

出典:Slide Share「YouTube TrueView skippable pre-rolls study」

以下、冒頭5秒間に伝えたい情報を凝縮した動画広告をご紹介します。

自動車のおすすめポイントをわずか4.9秒で伝える

世界的自動車メーカー「トヨタ自動車」の動画広告です。実際に流れた動画広告は、以下の動画の24秒以降です。

動画では、駐車されている自動車と簡易トイレの間に「ヤリス(旧ヴィッツ)」が縦列駐車します。わずか4.9秒という短い時間で縦列駐車を成功させて、ヤリスの小回りの良さを最大限にアピールしているのです。

車から降りたドライバーがスキップボタンをタッチする仕掛けも秀逸です。縦列駐車の終了とほぼ同時に動画広告が終わるため、視聴者に大きなストレスを与えることなく最後まで見てもらいやすい設計になっています。

Toyota Yaris 4 9 second parking

自動車の加速性能を3.5秒で伝える

ドイツの自動車メーカー「Audi」の動画広告です。実際に流れた動画広告は、以下の動画の35秒以降です。走り出してから3.5秒で時速100kmに達する映像を見せることで、新型車の加速性能を効果的に宣伝しています。冒頭の3.5秒で車の魅力を、次の1.5秒で新型車の名前と企業名を表示して、シンプルながらもインパクトのある内容に仕上げています。

5秒後に「You can skip the ad now(もうスキップができます)」とアナウンスが出る点は遊び心抜群。スキップする間もないほど短い動画なので、最後まで見てもらいやすいといえます。

Audi R8: Gone in 5 seconds Case Study

開始3秒で動画が突然止まる

アメリカの自動車保険会社「GEICO」の動画広告です。家族が食事している映像が流れ始めたと思ったら、3秒後に「GEICO」の文字が表示され、人の動きが突然ストップします。この後、飼い犬が現れて机の上にある料理を食べて動画は終了です。

ストーリーに大きな変化はありませんが、「この後どうなるの?」と思わせる内容に仕上がっているため、視聴者にスキップボタンを押すことを忘れて見入ってもらう効果が期待できます。動画広告が始まってから3秒以降、「GEICO」の文字が常に表示されているので企業名を認知してもらいやすくなる点もポイントです

UNSKIPPABLE FAMILY LONG FORM 01 – GEICO Cannes Lions 2015

 

テクニック3.冒頭5秒間に強烈なインパクトを含ませる

上記にて、「動画の冒頭5秒間に伝えたい情報を凝縮する」とご紹介しました。しかし、どんな商品・サービスをプロモーションするのかによって伝えたい情報量に差が出るため、中には短い時間で良さを伝えられないものもあります。そんなときは冒頭5秒間に、視聴者が思わず混乱するような映像を据えましょう。強烈な違和感やインパクトによって視聴者の好奇心をくすぐることができれば、広告を最後まで見てもらえる可能性が高まります。

以下は、強烈なインパクトを放っている動画広告を3つご紹介します。

スニーカー×パスタの違和感が興味を煽る動画

大手スポーツ用品メーカー「アシックス」の動画広告です。器具に固定されたカラフルなスニーカーと「PASTA TEST(パスタテスト)」という文字が表示され、台の上にはバターや塩などの調味料が並べられます。本来ならありえない不思議な組み合わせが「何が起きるの?」という視聴者の興味を煽り、「まさかスニーカーでパスタの湯切りをするのでは」と先の展開に気付いた視聴者の気持ちも引きつけます。

冒頭1秒で視聴者に疑問を抱かせて、スニーカーの通気性の良さをユニークに訴求しているインパクトのある動画広告といえます。

Pasta Test

ゾンビが「スキップをするな!」と呼びかける動画

「EVIL DEAD」という映画の動画広告です。冒頭の5秒間、ゾンビがカメラ目線で「DON’T SKIP IT(スキップするな)」と連呼し、スキップボタンを押そうとする視聴者に恐怖を与えます。その後、30秒程度の映画の宣伝動画が流れます。冒頭のゾンビと映画の世界観が統一されているため、ショートムービーを見ているかのように内容に引き込まれる点もポイントです。見終わった後も、ほの暗い恐怖の余韻から視聴者の記憶に残りやすく、自然に映画を観てみたいと思わせる動画広告に仕上がっています。

EVIL DEAD – In Theaters April 5th (Don’t Skip It)

壁に押しつぶされる動画

先にもご紹介したアメリカの自動車保険会社「GEICO」の動画広告です。店員が缶詰を並べたりお客さまとやり取りをしたりという、ありふれたスーパーの映像から始まります。突然左側の壁が右側へ移動を始め、最後は完全に「GEICO」と書かれた青い壁が画面を覆い尽くして動画は終了します。壁に押しつぶされるというシンプルな映像ですが強いインパクトがあり、ついつい最後まで見てしまう面白い動画広告です。

[Online] Grocery: Crushed – GEICO

 

3つのテクニックを駆使してスキップボタンを押されない動画広告を作ろう

スキップボタンを押されずに広告を視聴してもらうためには、動画広告そのものに興味を持ってもらうことが大切です。「スキップボタンを有効活用する」「5秒以内に伝えたいことを訴求する」「冒頭の5秒で視聴者の興味を引く」という3つのテクニックを使って、視聴者が最後まで見たくなるような動画広告を制作してみましょう。

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