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UXデザインとは?成功事例や定性調査の方法も紹介

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なぜUXデザインが大事なのか

現代では、物が溢れかえり、多くの物が以前と比較してコモディティとなりました。例えば、日本の家電メーカーは以前ほどの勢いを保つことができず、現代であるとお隣の中国や韓国の家電メーカーが全世界的に勢いを増しています。理由としては単純で「日本製品と比較して品質はやや劣るかもしれないけど、安いから」です。これからの時代においては、「品質が良い」「値段が安い」といった機能的側面だけでは差別化が難しくなり、コモディティに成り下がってしまう速度が以前よりも増していくと考えられます。

そのために、有効な手法がUXデザインであり、機能的側面はもちろん、情緒的側面を含めた体験の設計がポイントとなってきます。情緒的側面とは人の感情であり、「(自分が)こう感じたい」「(他人に)こう感じられたい」といったもので、機能的側面と異なり、そもそも捉えることが難しく、難しいからこそ模倣難易度が高く、結果コモディティになりにくいとも言うことができます。

 

UXデザインの成功例

早速、UXデザインの成功例を、筆者の解釈も交えながら解説していきたいと思います。なお、ここで指す「デザイン」とは、グラフィカルな話ではなく、どちらかというと「設計」といった意味合いで使用していきます。

LINEの既読機能

LINEは2011年の6月にリリースされたメッセージアプリです。当時であるとメッセージアプリよりも携帯のメールが隆盛を誇っていました。しかし、LINEはリリースからわずか3ヶ月で100万DL、半年後には1,000万DLとものすごい勢いで普及をしていきます。その背景にあったものとしては2011年3月11日に起こった関東大震災があると考えられます。ご家族やご友人の安否が心配になり、メールで連絡をした方も大勢いたかと思いますが、メールであると「相手が見てくれたのか」つまり「返信が無い限りは無事であるか否かが分からない」という状態でした。

震災から3ヶ月後にリリースされたLINEの「既読機能」はまさに画期的であり、「既読がつくこと」つまり「相手がメッセージを見ルことができているので、安否の確認ができること」が普及の一因であると考えられます。このように「相手の状況を知りたい」という情緒的側面を「既読」という機能で実現をしたLINEはまさにUXデザインの成功例だと言うことができます。

AmazonのKindle

Amazonと言えば、世界的最大のオンラインショッピングサイトであり、まさに「everything store」と言っても過言では無いくらい何でも購入をすることができます。Amazonは1990年代に創業され、最初は今ほど扱っているカテゴリ数は多くなく、「書籍」だけでした。そして、書籍のオンライン販売が軌道に乗り始めると、新たなカテゴリとして「玩具」や「家電」、「衣服」とその幅を広げていきます。オンラインショッピング自体は、体験としては以下の通りです。

  • 書籍を探す
  • 書籍を購入する
  • 書籍が配送される
  • 書籍が到達する

Amazonの凄みは語り始めたらキリがありませんが、これらの体験を「Kindle」というプロダクトで拡張をしたことです。つまり、「書籍が到達する」という体験の後には「書籍を読む」という体験があるはずであり、AmazonはそこをKindleによって提供できる体験のカバー範囲を広げました。蛇足ではありますが「書籍を読む」という体験も、もっと引いて見ると「日常の娯楽」とも言い換えることができ、そういった視点においてAmazon VideoやAmazon Musicなどのサブスクリプションサービスも展開をしています。

 

UXデザインを実施する上での定性調査

具体的な事例からも分かるよう重要なポイントとしては、「人間中心」で考えることであり、従来のマーケティングで使用されていた「ファンネル」といったマーケター視点の考え方では情緒的側面を捉えることはできません。「人間中心」に考えるのであれば、「人間中心」な方法が適しており、その手法の一部を簡単に紹介します。

ユーザーインタビュー

ユーザーインタビューとは、自社プロダクトの既存ユーザーに実際にインタビューを行い、示唆を引き出すと言ったものです。ユーザーインタビューは手法としてはシンプルなのですが、インタビュアーの熟練度や、インタビュー後の分析などの精度によって得ることができる示唆が異なります。もちろん、既存ユーザーだけでなく、自社プロダクトを利用していないユーザーに「利用しない理由」を聞くといった手法もあります。

エスノグラフィリサーチ

エスノグラフィリサーチとは、ユーザーと生活を共にし、一緒の体験をする、といったものです。自分にとっては当たり前の行動であっても他者から見たら当たり前ではない行動があり、その行動の裏側には「潜在的な何か」が眠っています。その潜在的な何を見出す上での手法として有効です。従来の機能的側面による差別化の時代は終わり、これからは情緒的側面を含めた「体験の設計」がプロダクトの成否を左右します。ぜひ「人間中心」にユーザーに声に耳を傾け、UXデザインを実施してください。

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