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クロマキー合成とは?一際目立つ演出効果を学ぼう



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テレビや映画のようなインパクトのある映像を作りたいけど、どうすればいいか悩んだ経験はありませんか?他の動画との差別化を図るために、今回は「クロマキー合成」という演出効果をご紹介します。この記事では、クロマキー合成についての解説と、自身でできるクロマキー素材の撮影方法・編集方法についてご紹介します。

クロマキー合成とは

クロマキー合成(Chroma key)とは、特定の色を透明化させて、2つの映像または画像を合成する技術のことです。「クロマキー」と「クロマキー合成」は同意義で、静止画または動画の編集で利用されます。

動画制作においては、現実では撮影が難しいシーンを動画上で作り上げる際に使用されることが多いです。

お天気キャスター解説 あす3月8日(金)の天気

この動画は、クロマキー合成を使用している代表的なケースです。
画面上ではキャスターと天気予報が同時に映されていますが、実際にはキャスター単独の実写映像と、天気予報のみの背景映像が合成されています。

撮影では、キャスターのみを切り抜いて表示させるために、背景を緑、もしくは青一色にします。背景を緑や青にする理由は、切り抜く対象と背景のコントラストを明確にするためです。2つの素材を動画編集ソフトで重ね合わせ、青・緑の色だけを指定して切り抜くことでクロマキー合成は完成します。

テレビやCMなどでクロマキー合成を利用する場合は、機材の揃ったスタジオで撮影するケースがほとんどです。専門業者が行う本格的なクロマキー合成は、ソフトに任せて合成するだけでなく手作業での編集作業も加わります。そのためとてもリアルな映像に仕上がるのです。

 

クロマキー素材を撮影する手順

一見ハードルが高く思えるクロマキー合成ですが、必要な機材さえ揃えれば自身で撮影・編集することができます。ここでは、クロマキー素材を作成して、合成するまでの一連の手順について解説します。まずは素材の撮影方法についてです。

1.必要なものを揃える

はじめに、クロマキー素材撮影で必要な機材を揃えます。必要不可欠なものはクロマキー用の緑か青の背景布(背景紙)とカメラです。背景布、紙を固定するためものはセロハンテープがおすすめです。布を吊るし棒にかけて撮影する方法もあります。

加えて、撮影用の照明を3台程度用意するのが理想です。クロマキー素材の撮影では、ムラなく一定量の照明を当てることが重要になります。照明が無くても撮影は可能ですが、明暗のコントラストが弱くなることから編集時にうまく切り抜けない可能性がありますので、できるだけ準備しましょう。

また、モデルとなる人物の服装は背景と同色にならないように気をつけてください。おすすめの格好は、背景と色がはっきり異なる単色や大きい模様の服装です。

2.セッティングする

撮影機材を揃えたら、それらをセッティングしましょう。撮影場所でおすすめなのは、広いスペースを持つ屋内です。屋外だと人物に影ができて不自然な映像になってしまうこと、照明の調節が難しいことが理由です。

3.照明の調節

セッティングが完了したら、カメラの画面を通してモデルと背景の位置調節を行います。その際に、照明が均等に当たっているかどうかを重点的に確認してください。

照明の当たり具合にムラがあると、編集の際にきれいに背景が切り抜けず、後の切り抜き作業がとても面倒になったり、完成する映像のクオリティが下がったりしてしまいます。

照明を当てる際には、光源を高めに設置すること・被写体から適度に離すこと・当たり具合を均一にすることを特に意識してください。根気のいる作業ですが、ここでの丁寧な調節が後の編集作業負担の軽減につながります。

4.撮影する

照明の調節が終わったら、いよいよ撮影に移ります。背景布・紙のシワや、照明の当たり具合などに注意しながら撮影しましょう。より万全を期したい場合は、照明を調節しながら複数のカットを撮影することをおすすめします。もし映像に不備があった場合でも、予備があると安心です。

これで、クロマキー素材の準備が完了します。

 

動画編集ソフトでクロマキー合成をする方法

ここからは、撮影したクロマキー素材と背景の素材を動画編集ソフトで合成させる作業に移ります。具体的な編集方法はソフトによって異なるため、ここではよく使用される3つのソフトに絞って解説を行います。

Filmora

Filmoraは、操作のしやすさが特徴的な動画編集ソフトです。無料体験版が備わっているので、購入前に使用感を確かめることができます。4Kなどの高画質にも対応しているので、本格的な動画編集にも向いています。

1.ソフトを開き、「高度編集モード」を選択します。
2.合成で使う動画や画像をメディアライブラリにインポートします。
3.クロマキー素材の動画を、背景素材のPIPトラックの枠にドラッグしてください。
4.クロマキー素材をダブルクリックし、設定ウィンドウから「高度な編集」を選択します
5.エフェクトタブの「クリップの一部を透明にする」のボックスにチェックを入れてください。その後、透明にする色や明度を調節します。
6.プレビューから結果を確認して、保存すれば完了です。

「Filmoraのダウンロード」

PowerDirector 17

PowerDirector 17は、多くの機能を兼ね備えた動画編集ソフトです。最新版のPowerDirector 17からは、最大3色までのクロマキー合成にも対応しています。これにより、背景が青の素材と緑の素材を同時に合成できるようになりました。この機能を搭載した動画編集ソフトは少ないため、おすすめです。

1.背景に使用する素材を「トラック1」にセットします。
2.撮影した素材を「トラック2」にセットします。
3.トラック2をダブルクリックし、「PiPデザイナー」の項目を開きます。
4.クロマキータブから、「クロマキーを有効にする」にチェックを入れてください。
5.スポイトアイコンをクリックし、切り抜きたい色の箇所をクリックします。
6.色相、彩度、輝度などの微調整を行えば完了です。

「PowerDirector 17のダウンロード」

AviUtl

AviUtlは、完全無料で利用できるにもかかわらず、有料ソフトと同様レベルの機能を持つ動画編集ソフトです。AviUtlでクロマキー合成を行うには、同じサイトに掲載されている拡張編集プラグインの導入が必須です。

導入に関する説明は割愛いたしますが、こちらもAviUtlと同様に無料で利用することができます。

1.AviUtlを開きます。タイムラインと設定ダイアログの画面が利用できていれば、拡張編集プラグインが正しく導入されていることになります。開けない場合は、ファイルの格納状況を見直してください。
2.クロマキー合成で使用する素材を読み込みます。AviUtlでは、レイヤーの数字が少ないほど「下層」と認識されますので、背景の素材は必ず撮影した素材より下のレイヤーで読み込みましょう。
3.タイムライン上の撮影した素材をクリックし、右上のメニューアイコンをクリックします。そこから「クロマキー」を選択してください。
4.「キーの取得」をクリックし、切り抜きたい色を選択します。選択すると同時に、切り抜きが行われます。
5.色相、彩度、境界、透過などの微調整を行えば完了です。

「AviUtlのダウンロード」

 

クロマキー合成に挑戦しよう

クロマキー合成を使えば、ただ撮影するだけでは映せない映像を作り出すことが可能です。表現の幅が広がりますので、よりターゲットに訴求できる動画を作ることができます。機材やソフトなどの下準備が必要な分、完成した動画のインパクトは絶大です。

一際目立った動画にするために、クロマキー合成に挑戦してみてはいかがでしょうか。

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