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YouTubeが縦型動画広告をリリース!縦型動画広告リリースの背景と具体的なイメージ

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縦型動画広告導入の背景とは

まず、大手SNSで導入が進んでいる縦型動画広告の背景について考えていきたいと思います。

現在では、この縦型動画広告はスナップチャット、Facebook、Instagram、そしてInstagramが別プラットフォームとしてリリースしたことで話題になったIGTVなど、大手SNSが既に導入をしています。

これらのSNSの実態は広告モデルのビジネスであり、広告モデルのビジネスモデルの理解が縦型動画広告の導入背景を理解するためには必要です。

 

SNSの広告モデルとは

広告モデルのKGIは一般的に広告売上に設定されることが多いです。

そして、このKGIを分解するとMAU×ARPUと因数分解されることが多く、MAUは「月次ログイン数」、ARPUは「広告売上をMAUで割った、月次ログインユーザーあたりの売上」となります。

MAUに関しては、新規MAUと継続MAUに分解をすることができ、新規MAUはいわゆる新規ユーザーの獲得であり、SEMなどの各種マーケティングが有効です。そして、継続MAUに関しては、いわゆるユーザーのリテンションで、いかに新規登録してくれたユーザーに継続をしてもらえるか、そのためにはプロダクトの磨き込みやリテンションをさせるためのチューニングが必要となります。

そして、ARPUに関しては、「月次ログインユーザーあたりの広告売上」、つまり「1人のユーザーがどのくらい広告売上に貢献しているか」をおしなべて表現している指標です。このARPUを上げるためには、課金ポイントにもよりますが、例えば「動画の完全視聴」がそのポイントであるのであれば、「リーチ数」「インプレッション数」「視聴回数」「視聴完了数」といった数値がARPUに必要な中間KPIとなります。

結論から言うと、今回解説する縦型動画広告フォーマットはARPUを引き上げるための手段としての意味合いが強いと考えられます。

 

縦型動画広告で、なぜARPUが引き上がるのか

ARPUを引き上げるためには、上述の通り、「リーチ数」「インプレッション数」「視聴回数」「視聴完了数」といった中間KPIの引き上げが必要となります。

そして、これらの中間KPIを眺めていると気づくこととして「運営者側がコントロールすることが難しい指標である」、つまり、ユーザー本位な指標であるということです。例えば、「視聴完了数」は運営側でコントロールすることは難しく、視聴完了=動画を最後まで見てもらえるかどうかは、そのユーザー次第です。

したがって、ARPUを引き上げるためには、運営側本位ではなく、ユーザー本位な施策を行う必要があり、そのユーザー本位な施策として縦型動画広告が位置付けられます。

縦型動画広告がなぜユーザー本位であるかと言うと、「縦で動画広告を見ることができる」という体験そのものが理由です。通常、ユーザーはスマホを操作する際に、スマホを縦で持っています。そして、動画を見る際には「わざわざスマホを横にする」という操作コストを負っていました。そこで、動画及びプレロールさせる動画広告を縦型にすることで、わざわざスマホを横にする必要がなくなり、より自然に動画広告から動画視聴へと体験をさせることができます。

また、縦型動画にすることで、スマホのスクリーンを目一杯に使い、クリエイティブを表現することができ、よりはっきりと動画の内容をユーザーは理解をすることができるようになりました。

実際に、先行事例としてヒュンダイではブランド認知度といった指標が上昇をしたそうです。

Hyundai recently took YouTube vertical video ads for test drive, using the feature in combination with their horizontal video assets to introduce the world to an all new SUV model. The result: a 33% percent lift in brand awareness and a nearly 12% lift in consideration.

出典:Vertical video ads now available for TrueView and Universal App campaigns on YouTube

 

YouTubeの縦型動画広告の特徴とは

現在、YouTubeではTrueViewとUniversal App campaignsで縦型動画の出稿をすることができます。

With vertical video ads for Universal App and TrueView campaigns on YouTube, you can upload a vertical video, and when a viewer sees the ad on their mobile device, the player will expand based on the dimensions of the video.

出典:Vertical video ads now available for TrueView and Universal App campaigns on YouTube

そして、Google公式で縦型動画広告に関するアナウンスも既に行われており、様々なフォーマット(従来の横型、そして縦型)で動画広告を展開することを巣推奨しています。

Best practice: Diversify your video creatives
If you want your video ads to appear optimally across different devices, it’s recommended to use different video ratios for video and Universal App campaigns:
Landscape: 16:9
Either a vertical 9:16 or square 1:1, or both.

出典:Use square and vertical video to engage mobile customers

また、実際の縦型動画広告では、以下の画像の右側のようなフォーマットとしてユーザーは見ることができます。

引用:Use square and vertical video to engage mobile customers

この画像を見る限りでも、確かに従来の動画広告の表示よりも目一杯にスマホのスクリーンに表示され、ユーザーとしても「何が映っているか」をよりはっきりと理解をすることができます。

 

以上、縦型動画広告に関する解説を行いました。国内ではC Channnelがこの縦型動画広告フォーマットを採用したことで話題になりました。
女性へのアプローチに「縦型動画」が効果を発揮する理由

また、上述したInstagramが別プラットフォームとしてローンチしたIGTVは全てのコンテンツが縦型で表示されており、アプリを立ち上げてから動画を見るまでの体験が非常にシームレスになっています。
IGTVとは?あのInstagramが手がける縦型フルスクリーン動画アプリ

ユーザーだけではなく、広告主にもメリットがあると考えられるこの縦型動画広告のフォーマット。今後も様々なメディアやSNSで導入が進んでいくと考えられます。

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