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YouTube広告商品の「バンパー広告」とは?効果を最大化するコツをご紹介! 

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近年スマホの普及のより、日常的にYouTubeなどのサービスで動画視聴をする人々が年々増えてきています。この流れから企業側もYouTubeのようなサービスに広告出稿をしているケースが増えており、その中で注目されている広告オプションの一つに「バンパー広告」が存在します。今回は現在注目されているこの「バンパー広告」の特徴やメリットから実際に活用する際の進め方を事例と一緒に解説していきます。新しい集客方法を検討している方は是非参考にしてください。

 

注目を浴びているバンパー広告 とは?

2016年にGoogleが提供開始したバンパー広告をご存知でしょうか。YouTubeなどを見る方は、動画の最初に流れる6秒程度の短い動画広告と言えば伝わる方が多いでしょう。バンパー広告のプロダクトマネージャーを勤めるであるZach Lupei氏は「短い俳句のよう」であると形容しているように、簡潔に企業のメッセージを伝えることができます。 

【出典元】ほっともっと公式チャンネル/しょうが焼き弁当~調理シズル篇~ 

TrueView広告との違い

もともとYouTube広告と言えばTrueView広告が多く活用されていました。TrueView広告には主に動画ディスプレイに流れるインストリーム広告と、動画ディスプレイの右上に表示されるディスカバリー広告の2種類があります。

特に前者に関しては、動画の再生前や再生中に流れる点、広告設定によっては一定時間経過しないとスキップができない点などからユーザビリティーを下げる原因として考えられており、YouTubeは「2018年には30秒視聴を強制する広告は廃止する」と公式発表しました。 

このような流れの中で、バンパー広告は動画再生前に5~6秒という限られた時間で再生される強制視聴型広告として登場しました。TrueView広告と比べると非常に尺が短い点や動画最中で再生されないため、ユーザビリティーが考慮されたつくりになっている点が特徴です。 

YouTubeのバンパー広告(Bumper)。スキップできない6秒動画の正体

 

バンパー広告のメリットとは 

バンパー広告と他のYouTube広告との違いやメリットについてみてみましょう。 

短いためにユーザビリティーが下がりにくい 

バンパー広告が発表された2016年にジャストシステム社が行った調査によると、バンパー広告について約4割が「離脱要因にはなりにくい」と回答しています。どちらとも言えない、と回答したユーザーを含めると約6割になります。6秒という短い時間であるために、それが離脱の原因になることは少ないことが分かります。

従来のYouTube広告は6秒以上の広告であったため、視聴者はその長さにネガティブな感情を頂き、離脱しているケースも多く存在していたので、広告をしっかり視聴してほしい企業からしても嬉しい状況です。

メインメッセージが伝わりやすい 

6秒という限られた時間の中でアピールをする必要があるため、自ずと企業担当者の中でも「何を最も伝えたいか?」と考えるきっかけになるでしょう。伝えたい点がいくつもある中で、ワンメッセージに絞る過程を経ることでターゲット像やターゲットへの訴求ポイントが明確になります。

視聴者は広告にそこまで注目をするケースは少なく、基本的には広告の後に流れるメインコンテンツを期待しています。その中で、広告がシンプルでわかりやすい内容にすることは、興味関心が薄い視聴者の中でもイメージが残りやすくなる可能性を高めます。

また、強制視聴型であるため、TrueView広告の一種であるスキッパブル広告のようにスキップボタンが表示されることがなく、それによってユーザーの動画視聴を妨げることもありません。

Google Preferredとの併用によりターゲットへの最適化が可能 

Google Preferredとは、2014年にGoogleが発表した、特定の人気チャンネルで広告配信の予約ができる商品です。チャンネル内の動画の視聴回数や視聴時間、シェアなどの指標から、チャンネルへのエンゲージメントをスコア化し、Google Preferredの対象チャンネルとして定期的に選定されています。 

TrueView広告が入札や成果報酬型であるのに対し、Google Preferredは広告枠を予約する形になり、TVCMと近いイメージになると言われています。Google Preferredとバンパー広告を組み合わせることにより、より広告効果の高いターゲット層へのアプローチが可能になるでしょう。

現在YouTubeは非常に幅広い年齢層や属性の方に視聴されるサービスとなっているため、ここでのターゲティングの精度は非常に重要なポイントになります。

いくら広告の内容が高いクオリティでも全く関係のない層に訴求してしまうと、興味関心を集めることも難しいですし、仮にコンバージョンに繋がっても本来目的としているターゲットでないと、企業側からすると適切なマーケティングとは言えません。これらのことからもターゲットの最適化が行えるこの仕組みは非常に有効と言えるでしょう。

 

バンパー広告で効果を最大化するコツ 

ここでは、実際にバンパー広告を制作する際に気をつけるべきポイントやコツをお伝えします。 

伝えたい内容はワンワードで 

動画の長さが5~6秒間と指定されており、視聴者に伝えられる内容にも限りがあります。無理やり複数の要素を盛り込んでしまうことで、逆に視聴者にとってどれが重要なメッセージなのかが伝わらなくなってしまいます。そのため、動画内でアピールしたいポイントは一つに、それも出来るだけコンパクトに絞る方が好ましいです。また、動画内にテキストを入れる場合は、「10文字以内」を目安にすると良いでしょう。6秒という短い時間でこれだけは知ってほしいというワードを考えて、構成し、配信しましょう。

視覚情報も出来るだけシンプルに 

ワンワードでメッセージを分かりやすく伝えると同時に、視覚情報としても余計な情報を含めずにより伝わりやすくする工夫が必要です。そのため、撮影内容やクリエイティブを考える際にも出来るだけ伝えたいメッセージに沿って余計な情報が入っていないかチェックすることが重要になります。 

 

【出典元】Japanairlinesjp/JAL WiFi Fuji_short 

印象に残すための素材活用 

TVCMやその他の広告媒体ですでにブランディングを実施している企業にとっては、それらで活用している素材をバンパー広告にも取り入れることで、企業ブランドが想起されやすくなり、より印象に残るものになります。 6秒間という短い広告枠になるので、すでに別の形でブランディングができている企業はそのブランド内容と6秒の広告を組み合わせることで、6秒以上の情報を提供することも可能です。

【出典元】サントリー公式チャンネル/オランジーナ『セラヴィな男/好きな人が』篇 6秒 ヴァンサン・カッセル 小峠英二 サントリー 

シリーズ化により「飽きない」かつ「印象に残る」広告に 

バンパー広告活用の際のもう一つのポイントが、フリークエンシーの操作です。そもそもブランディングに活用されることが主流なバンパー広告において、ターゲットへの接触回数や頻度はブランドリフト効果(ブランディング広告の効果をはかる指標)の最大化という意味で非常に重要になります。ただしむやみに多く配信してしまうと、ユーザーに嫌われる原因になるため、同じ訴求を複数のクリエイティブパターンで見せることが重要になります。 動画をシリーズ化する他にも、配信曜日や地域ごとに内容を変える手法も注目されています。 

通常:あさひ自動車学校の季節別PR動画 

【出典元】あさひ自動車学校/免許を取るならあさひ自動車学校 

 

夏向け:あさひ自動車学校の季節別PR動画 

【出典元】あさひ自動車学校/免許を取るならあさひ自動車学校 

 

キリンビバレッジの癒しの石田ゆり子さん”シリーズ 

【出典元】キリンビバレッジ/癒しの石田ゆり子さん 「早朝」篇 

 

バンパー広告を実際に利用する場合は?

バンパー広告の入稿規定

Googleは「Google広告ヘルプ」にてバンパー広告を出稿する際の手順を下記のように記載しています。

  1. Google 広告アカウントにログインします。
  2. ページメニューで [キャンペーン] をクリックし、ブルーのプラスボタン  をクリックして [新しいキャンペーン] を選択します。
  3. キャンペーン タイプとして [動画] を選択します。
  4. 目標として [ブランド認知度とリーチ] を選択するか、目標を設定せずにキャンペーンを作成します。
  5. [認知度(標準)- 広告のリーチを広げ、インプレッションや視聴回数を高める] キャンペーン サブタイプを選択します。
  6. キャンペーン名を入力します。
  7. 予算を設定します。ネットワーク、ターゲットにする地域、ユーザーの言語、およびその他の詳細設定を選択します。
  8. [入札戦略] を [上限インプレッション単価] に設定します。
  9. 広告グループ名を入力します。
  10. 上限インプレッション単価を入力します。
  11. [動画広告を作成] で YouTube 動画(長さは 6 秒以下)の URL を入力し、手順に従って動画広告を作成します。
  12. [動画広告フォーマット] で [バンパー広告] を選択します。
  13. 動画の最終ページ URL、表示 URL、URL オプションを入力します。
  14. 動画のコンパニオン バナーを自動生成(推奨)するか、画像をアップロードするかを選択します。
  15. 広告名を入力し、[保存して次へ] をクリックします。

前述の通り、バンパー広告は6秒以下にする必要があります。詳細は「Google広告ヘルプ」を参考にしてください。

バンパー広告に発生する費用

バンパー広告に発生する費用は、インプレッションで計算する必要があり、広告が1,000 回表示されるごとに料金が発生する形となります。CPM(Cost per Mille)によって金額は変わりますが、例えばCPMが500円で100,000回表示された場合は50,000円が発生します。

 

まとめ

動画マーケティングが盛り上がる中で、YouTube広告は企業にとっても見逃せないものになっています。中でも、バンパー広告にはユーザビリティーを下げずに企業のメッセージを確実に伝えることができる広告として注目を集めています。

詳細な説明が必要な場合にはオリジナル動画の配信など他の手法で訴求しつつ、ターゲットへのブランディングを行うためにバンパー広告を組み合わせて活用するなど、手法の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。

 

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