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動画の出来を左右する“キャプション”の効果、種類、活用法

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キャプションの効果、活用法

動画を制作する際に重要な要素のひとつとして、「キャプション」があります。キャプションは簡潔にいえば「字幕」や「テロップ」のことで、文字による演出を駆使することで動画の分かりやすさやインパクトを増すことが可能です。

ここでは、キャプションを駆使するメリットやキャプションの種類、動画制作時に意識したいポイントについてご紹介します。

 

キャプションとは?動画における3つのメリット、テロップとの違い

キャプションは、動画や画像などの視覚的なコンテンツに付け加え、その内容を説明するための文を指します。動画でいえば、セリフの重要なフレーズを下の部分に書き出したものや映画の字幕、見出しなどがキャプションに該当します。画像でいえば、雑誌などの写真の側に書いてある説明文がキャプションです。

 

キャプションを入れる3つのメリット

動画の主役はもちろんその映像ですが、キャプションも重要な役割を果たします。以下にご紹介するのは、動画にキャプションを入れる3つのメリットです。

ミュート再生時にも内容が分かる

特にSNS上で再生される動画については、そのほとんどが無音で再生されています。そのため、テレビの番組やCMのように音声ありきで動画を作ってしまうと、ほとんど視聴されずにユーザーは離脱してしまいます。動画の内容が分かるキャプションを入れておけば、無音で再生する多くのユーザーに対しても動画を楽しんでもらうことが可能です。

また、耳の不自由な方にも動画の内容が分かるなど、アクセシビリティの向上にも役立ちます。多言語展開したい場合は、映画の字幕のように動画内容の翻訳をキャプションで入れる方法が有効です。

動画のインパクトを増す

印象的な位置やタイミング、装飾でキャプションを入れると、動画にメリハリが生まれます。視覚的なインパクトが増せば、動画の内容に興味を持ってもらえる可能性が高くなります。また、動画の内容を分かりやすく伝えるためにもキャプションは有効です。

SEO対策になる

詳しくは下の「クローズドキャプション、オープンキャプション」でご紹介しますが、キャプションの1種である「クローズドキャプション」を駆使することで、SEO対策が可能です。

SEOとは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索したとき、ページのできるだけ上のほうに掲載されることを目指す施策のこと。検索にヒットしやすくなれば、動画を見にきてくれる人数を増やすことができます。

 

キャプションとテロップは何が違う?

動画に入れる字幕を指す言葉として、キャプション以外にもうひとつ「テロップ」があります。人によっては、テロップのほうが聞き慣れた単語かもしれません。キャプションとテロップは、基本的には同じものを指します。ただし、言葉の成り立ちが異なります。

キャプションは複数の意味を持つ言葉で、動画の字幕や画像の説明文のほかには「新聞の見出し」の意味も持ちます。総じて、「内容を分かりやすくするための文」と考えることができそうです。

一方のテロップは、本来は「Television Opaque Projector」と呼ばれる装置の名称で、頭文字を取って「TELOP」と略されていました。TELOPはテレビ番組を放送する際に用いられる装置で、テレビカメラで撮った映像に文字や写真を挟み込むことができます。

番組のタイトルや出演者のセリフの書き出し、災害時の速報などは、TELOPによるものです。転じて、TELOPによって表示される文字や写真がテロップと呼ばれるようになっています。

本来の意味であれば、テロップはテレビ放送にのみ用いられる言葉ですが、現在は動画内の字幕を指す言葉としても広まっています。そのため、キャプションとテロップはほぼ同じものを指す言葉として考えることが可能です。

 

クローズドキャプション、オープンキャプション

キャプションの中には、動画を視聴するユーザーが任意でOFFにできるものもあります。これを「クローズドキャプション」と呼びます。

クローズドキャプションの例としては、DVDやブルーレイで映画を見るときの字幕があげられます。DVDやブルーレイの字幕機能は、自身でOFFにすることが可能です。ほかには、テレビ放送の字幕機能、YouTubeなどのWeb動画サービスの字幕機能などがあります。

Web動画でクローズドキャプションを使用すると、そのキャプションはテキスト情報として扱われるため、上記でも述べたとおりSEO対策につながります。また、クローズドキャプションはユーザーが自由にON/OFFを選べるため、好きな設定で動画を見てもらうことが可能です。

これらのON/OFFが可能なキャプションをクローズドキャプションと呼んだとき、動画内の映像に直接組み込むキャプションを「オープンキャプション」と呼びます。動画を制作する際は、動画の目的に合わせて適切なキャプションを入れることが大切です。

 

動画作成のポイント1:映像と文字の組み合わせ

ここからは、実際に動画を制作するとき、どういった演出でキャプションを入れると良いかについてご紹介します。

ポイントの1つ目は、「文字だけのカット」の活用です。キャプションは本来、動画や画像を説明するなどの補足的な役割を持ちますが、文字だけのカットを入れ込む演出もできます。

例えば以下の徳島県阿南市のPR動画は、開始すぐに文字だけのカットが登場します。

【ロキ 】地域おこし協力隊×富岡西高校 阿南市PR動画

 

文字だけのカットを入れる効果

文字だけのカットを入れることで、ユーザーの視点を引きつけることができます。文字が書いてあるとそれを読んで理解しなければならないため、内容に注意を向けてもらえるのです。SNS動画では開始数秒でユーザーを引き込めるかが勝負なので、画面をすばやく切り替えて興味を刺激することが大切です。

また、商品の紹介や大事なメッセージを伝えたいときなどに、訴求ポイントを分かりやすく伝えるためにも役に立ちます。印象的なフォントを用いて大きく表示するなど、動画のインパクトを増すことも可能です。

 

演出の例

文字だけのカットを動画に使用する場合には、以下のポイントが参考になります。

濃い色の背景に白文字

文字だけのカットを入れるなら、読みやすさを重視し、濃い色の背景に白文字を使うのが基本です。逆だと画面全体が明るくなりすぎて、映像から文字だけのカットに切り替わったときに「眩しい」と感じてしまいます。

色は動画のテイストに合わせるのがベストですが、迷ったら上のほうでご紹介した阿南市のPR動画のように黒でOKです。

切り替えを工夫

文字だけのカットに移るときの切り替え、映像に戻るときの切り替えは、工夫できそうなら工夫してみましょう。通常は演出なしでも問題ありませんが、フェードにして印象深くしたり、ワイプにして動きをつけたりなどの演出ができます。阿南市のPR動画も、ユーザーの関心を引くための画面の切り替え演出を使っています。

テイストを揃える

文字だけのカットは動画にインパクトをプラスできる反面、好き勝手に入れていたら伝えたい内容が伝わりにくくなります。画面の色や文字の大きさ、フォント、内容などは演出意図を明確にしてテイストが揃うようにしましょう。

 

動画作成のポイント2:ユーザーに刺さるキャプション

ポイントの2つ目は、ユーザーにきちんと刺さる動画にするためのキャプションの入れ方です。

 

SNS動画

SNSに投稿するための、あるいはSNS広告に配信するための動画であれば、最初の数秒が勝負です。流し読みされるSNSでは、多くの動画は最初の数秒でスルーされてしまいます。キャプションは大きさや色を最大限に工夫し、印象的な出だしに仕上げるのがポイントです。

 

Webサイトの動画

一方、商品紹介やインタビューなど企業サイトに掲載される動画は、SNS用の動画ほどインパクトを重視する必要はありません。伝えたい内容が正確に伝わることが大切なので、キャプションはシンプルにし、映像の補助に徹するようにするのがポイントです。

 

適したフォントを使う

基本的なことではありますが、その内容に適したフォントを使用することが大切です。印象の違う複数のフォントを使い分けることで、動画の内容をきちんと伝えられます。

ただし、フォントの商用利用には規約が設けられていることがあるため、注意が必要です。

 

文字を装飾する

適切な装飾をほどこすことで、キャプションはぐっと見やすくなります。

例えば以下のキャプションは、悪くはないものの少し惜しい例です。

キャプションの惜しい例

画像として見れば普通に読めますが、動画の中で登場するとやや見やすさに欠けます。

以下のキャプションが、改善の一例です。

縁取りを入れてキャプションを見やすく

大事なところを大きくし、縁取りを入れることで、ユーザーは内容をすばやく理解できます。ちょっとした工夫で動画のクオリティが大きく変わるため、いろいろなパターンを試してみてください。

 

キャプションを駆使して“刺さる”動画を作ろう

インターネットに公開する目的で動画を制作するなら、映像だけでなく、その補助の役割を果たすキャプションも重要です。

キャプションのメリットを押さえ、動画のテイストや目的に合わせた効果的なキャプションを入れることができれば、届けたいユーザーにきちんと“刺さる”内容になります。キャプションの持つ効果を、ぜひ動画制作に活かしてみてください。

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