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切り替え効果で注目を集めるPV動画を作ろう! トランジションの使い方

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動画編集初心者向け!概要、ポイント、種類や特徴、使用方法などのご紹介!

複数の動画を編集する際、動画と動画の切れ目が不自然なままだと、視聴者に違和感を与えてしまいます。しかし動画同士の切り替え時にトランジションを挿入することで、流れがスムーズになり、視聴者を引きつける完成度の高い動画に仕上がります。

今回は動画編集初心者の方に向けて、トランジションの概要、活用する際に意識すべき3つのポイント、トランジションの種類や特徴、使用方法などについてご紹介します。

 

トランジションとは

トランジション(transition)は、「移行」「移り変わり」などを指す言葉です。動画制作においては、動画のカットとカットをつなぐ“切り替え効果”のことを指して使われています。

シーンが全く異なるカットをトランジションを使用せずにつないだ場合、場面転換が唐突になるため、動画にまとまりなく違和感が生まれます。そこで、動画同士のつなぎ目にトランジションを加えることで場面転換がなめらかになり、全体を通してまとまりのある動画に仕上がります。

動画編集ソフトには、あらかじめ何種類かのトランジションが搭載されているため、動画編集時に簡単に挿入することができます。とはいえ、トランジションはただ入れればいいというわけではなく、過剰になりすぎないよう、必要な場所に適宜加えることが大切です。

特に動画編集初心者の方はトランジションなどの効果を入れすぎる傾向にあり、何を伝えたいのかが読み取れない動画に仕上がることも往々にしてあるため、動画編集時には注意が必要です。

 

トランジションによる切り替えを活用する際の3つのポイント

トランジションの挿入は簡単ですが、挿入するトランジションの選択や差し込む場所を見誤ると、魅力に欠ける動画に仕上がってしまいます。最後まで動画を視聴してもらえない可能性もあるため、動画編集時には以下のポイントを意識しましょう。

ポイント1.切り替え効果の種類を絞る

1つの動画に使用するトランジションの種類は、できるだけ少なくしましょう。例えばスライドショー形式の動画の場合、トランジションは1つの動画に1種類が基本です。種類が多すぎるとまとまりがなく、動画自体も見づらくなってしまうため、いろいろなトランジションを挿入しすぎないように注意しましょう。

ポイント2.動画の前後にのりしろを残す

動画と動画の切り替えでは前後のシーンが短時間重なるため、トランジションを挿入するには「のりしろ」となる部分が必要です。のりしろとは、動画と動画をつなぐための余分な“間”のこと。これがあることで、カメラが安定するまでの不安定な映像を編集でカットできる他、トランジションの挿入もスムーズに行うことが可能です。撮影する際はもちろん、カット編集のときも、つなぐ動画の前後にのりしろを残しておきましょう。どんなに短い動画でも、最低7秒以上は確保しておくことをおすすめします。

ポイント3.あえて入れないほうがいいケースもある

動画によっては、トランジションを入れないほうが見やすくなるケースもあります。例えば、スピーディーに場面転換をしたいときやテンポの速いBGMを使用する際は、トランジションを加えないほうがすっきりとまとまることもあるのです。

上記で述べたように、動画のカットとカットをつなぐだけだと場面転換は唐突になりますが、スピーディーでテンポのいい動画に仕上げたい場合には有効です。動画と動画の間の間隔を短めにし、場面の切り替えにタイムラグが発生しないように気をつけましょう。

なお、複数の視点で撮影した動画なら、視点の変化に合わせて場面転換を行えるため、トランジションを挿入しなくても動画同士のつながりはスムーズです。テクニックのひとつとして覚えておきましょう。

 

7つのトランジションの特徴と効果

トランジションと一言でいっても、その種類はさまざまです。以下では、動画編集に使用される7つのトランジションの特徴と効果をご紹介します。

1.ワイプ

つなぎたい2つの動画の終わりと始まりにワイプをかけることで、元の動画を拭き取るように消し、次の動画を割り込むように表示します。動画が切り替わると被写体の物理的な位置は変わらず背景のみ変わるため、2つの場面を対比させる際に適しています。

例えば、同じ場所で撮影した昼と夜のシーンや、人通りの多い時間帯と少ない時間帯のシーンをつなげるときなどに効果的です。

Premiere Pro CC 全エフェクト(ワイプ(放射状) – YouTube

2.フェードイン・フェードアウト

フェードインはゆっくりと次の映像を表示する切り替え効果で、フェードアウトは表示されている映像をゆっくりと消す切り替え効果です。パッと画面が切り替わるカット編集と比べて、見る側に唐突な印象を与えません。

フェードイン・フェードアウトは、動画編集ソフトによってはトランジションとして搭載されていないことがあるため、その際は後述するクロスディゾルブやブラックアウトなどを活用してください。

フェードイン・フェードアウト on Vimeo

3.クロスディゾルブ

前に表示した映像と、次に表示する映像が重なるように切り替わるトランジションです。基本的にはフェードイン・フェードアウトを組み合わせたものが多く、前の映像を徐々に消しながら次の映像を表示させます。クロスディゾルブは同じタイミングで起こった複数のシーンをつなぐときや、時間経過を示したいときに有効です。

2秒でクロスディゾルブ – YouTube

4.ホワイトアウト・ブラックアウト

動画が徐々に白くなっていくトランジションをホワイトアウト、逆に黒くなっていくのをブラックアウトといいます。どちらも一連のカットが終了し、次のカットへ移り変わるときに使われます。

なお、動画が白、あるいは黒の状態から徐々に映し出されるトランジションを、ホワイトインやブラックインと呼びます。

ホワイトイン・ホワイトアウト on Vimeo

5.スライドイン・スライドアウト

元の動画の上に、別の動画や画像、文字を被せるように差し込んだり引き抜いたりするトランジションです。テロップを流す際にも使用されており、元の動画と差し込み用の動画を同時に見せられるため、画面の切り替えをより強調できます。なお、映画などでは同時並行の場面を際立たせる際などに用いられています。

スライドイン(上)/(下) – YouTube

6.ページピール・ページカール

本のページをめくるように動画を切り替えるトランジションで、ページピールまたはページカールと呼ばれています。変化が派手で分かりやすいため、場面転換を強調したいときによく使用されます。

例えば、テレビ局の中には大相撲の結果を伝える際、あえてページピールを使用しているところがあります。大相撲の勝敗表が一度で画面に映すことができず、また数回に分けて映しても、表が切り替わったことが視聴者に伝わりにくいからです。

そのため、ページピールを使用して表が切り替わったことを視覚的に伝えています。

【After Effects】CC Page Turnを使った本のページめくりアニメーションの作り方【アフターエフェクト】 – YouTube

7.アイリス

アイリスは、カメラのレンズの絞りが開閉するように動くトランジションです。通常は丸型ですが、動画編集ソフトによっては三角や星形などもあり、これらを広げたり閉じたりして画面を切り替えます。なお、昔のドラマや映画などでは、シーンの終わりにアイリスが多用されていました。

After Effects 全エフェクト アイリスワイプ ★★★☆☆ – YouTube

 

動画編集ソフトでトランジションを挿入する方法

トランジションにはさまざまな種類があり、動画編集ソフトによって搭載されている機能が異なります。また、似たような機能でも呼び名が異なることもあるため、初めて動画編集ソフトを使用する方は戸惑う可能性があります。

そこで以下では、トランジションの挿入方法を、動画編集ソフト別にご紹介します。

PowerDirector 17

PowerDirector 17は、トランジションの他にもオリジナルのテキストテロップやテンプレートを備えた、使いやすい動画編集ソフトです。

  1. 編集したい動画をメディアルームに取り込む
  2. 動画をタイムラインにドラッグする
  3. 左のバーにあるトランジションルームをクリックする
  4. 入れたいトランジションを選び、入れたい部分にドラッグする

「PowerDirector 17 のダウンロード」

Adobe Premiere Elements 2019

最新バージョン(2019年1月時点)のAdobe Premiere Elements 2019は、ホーム画面での作品自動生成や機能紹介などが充実している動画編集ソフトです。トランジションは以下の手順で挿入できます。

  1. スタート画面でビデオエディターを選び、プロジェクトを読み込む
  2. タイムラインに動画や静止画を配置する
  3. ウィンドウ上部にある「エキスパート」をクリックする
  4. アクションバーから「トランジション」をクリックする
  5. トランジションを選ぶ
  6. 選んだトランジションをタイムラインにドラッグする
  7. トランジションの調整ダイアログボックスで、間隔や配置を設定する

「Adobe Premiere Elements 2019 のダウンロード」

AviUtl

フリーの動画編集ソフトとして有名なAviUtlでは、切り替え効果を追加する機能はトランジションではなく、シーンチェンジと呼ばれています。

  1. 動画の拡張編集タイムライン上で、右クリックする
  2. 「フィルタオブジェクトの追加」を選択する
  3. 「シーンチェンジ」で挿入する

さらにAviUtlでは、モノクロのPNG画像をワイプなどの素材として使用できます。画像の濃淡に従い、黒から白へとシーンチェンジできる他、反転にチェックを入れれば白から黒へのシーンチェンジに変更することも可能です。追加方法は以下のとおりです。

  1. AviUtlフォルダの中に「transition」フォルダを作り、その中に画像を入れる
  2. 古いバージョンでは、「Plugins」フォルダの中に「transition」フォルダを入れる
  3. 「シーンチェンジ」か「ワイプ」で挿入する

「AviUtl のダウンロード」

PowerPoint

PowerPointはプレゼンテーション用のスライド制作ソフトですが、スライドを動画化して切り替え効果を追加することもできます。ただし、PowerPoint2007までは動画変換できないため、それ以降のバージョンを使用しましょう。

  1. スライドが表示された状態で、「画面切り替えタブ」の「画面切り替え」グループの中にある「その他」ボタンをクリックする
  2. 画面切り替え効果を設定する
  3. 動画に変換するときは、保存したファイルを開き、「ファイル」から「エクスポート」をクリックする
  4. ビデオの作成をクリックする

「PowerPoint のダウンロード」

 

トランジションを活用して違和感のない動画を作ろう

トランジションを活用すれば、動画のカットとカットの境目を自然にでき、視聴者に違和感を与えない、きれいな動画を作成できます。

しかし、トランジションを過剰に挿入したり、派手な効果ばかりを選んだりすると、メインとなる被写体が目立たなくなる他、動画自体が見づらくなるため、まずはシンプルなトランジションから試してみましょう。

動画作成や編集に挑戦しようと考えている方は、ぜひ上記を参考にしてみてください。

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